31日、映画「はたらく細胞」の追加キャストが発表されました。
6月11日にW主演キャスト、永野芽郁と佐藤健が発表されたばかりですが、今回は新たに山本耕史、仲里依紗、松本若菜、マイカ・ピュの出演が発表されました。
はたらく細胞は人気漫画であり、すでにアニメ化され、絶大な人気を誇ります。
この記事では、映画「はたらく細胞」の出演者や、あらすじについてまとめたいと思います。
映画「はたらく細胞」追加キャストに山本耕史、仲里依紗、松本若菜、マイカ・ピュの出演発表!
31日、映画「はたらく細胞」の追加キャストが発表されました。
今回発表されたのは4名で、キラーT細胞を山本耕史、NK細胞を仲里依紗、マクロファージを松本若菜、血小板をマイカ・ピュが演じます。
はたらく細胞は人気漫画コミックであり、すでにアニメ化され、映画化が期待されていました。
6月にはW主演キャストの永野芽郁と佐藤健が発表され、公開前から盛り上がりを見せています。
この作品は、人間の体の中にある細胞たちを擬人化した物語で、身体の中でどのような働きをしているのか勉強することが出来ます。
映画では原作にない、「不摂生な父・漆崎茂健」と「健康優良な女子高生の娘・漆崎日胡」が描かれ、シリーズ史上初の人間が登場することも発表されています。
映画「はたらく細胞」はどのような作品になるのか、私の体の中はどのように描かれるのか期待されます!
「はたらく細胞」とは
清水茜によって描かれた作品で、2015年から2021年まで月刊少年シリウスに連載されていました。
シリーズ累計部数は900万を突破する大作となっています。
2018年には漫画化、そして2024年には映画化と、連載終了後も勢いの止まらない作品です。
この作品は、ある人間の体の中のお話で、休むことなく働き続ける「細胞」に注目しています。
私たちの生活の中で日常的に起こることは、細胞たちにどのような影響を与えるのか、擬人化された細胞たちから学ぶことができます。
例えば、「病原体・ウイルス」が体の中に侵入すると、私たちの体は異常を感じて、鼻水や咳がでて「風邪を引いた」状態になります。
その時に体の中では元の状態に戻そうと、免疫系に関与する白血球やキラーT細胞たちが「ウイルス」を除去したり、体外に排出しようと頑張ります。
その結果、私たちの体は元気な状態に戻ることができます。
このように、私たちの体の中だけど、私たちが知らないことを擬人化した細胞を通じて、教えてくれます。
あまりの人気から2018年には、社会的問題となった熱中症に関するスピンオフ作品も公開されています。
登場する細胞たち
・赤血球 「永野芽郁」
役割:全身の細胞に酸素を、肺に二酸化炭素を運ぶ。
・白血球(好中球) 「佐藤健」
役割:体内に侵入した細菌やウイルスを排除する。
・血小板 「マイカ・ピュ」
役割:損傷した血管を塞いで血を止める。
・ヘルパーT細胞
役割:全身の細胞に、体内に侵入した細菌・ウイルス等の情報や対策を伝達する。
・キラーT細胞(細胞傷害性T細胞) 「山本耕史 」
役割:ヘルパーT細胞から指令を受け、ウイルス感染細胞等に攻撃して排除する。
・NK細胞(ナチュラルキラー細胞) 「仲里依紗」
役割:全身を巡回し、がん細胞やウイルス感染細胞を見つけ、ヘルパーT細胞の指令なしで攻撃する。
・マクロファージ 「松本若菜」
役割:細菌等の体内に侵入した病原体を捕えて排除し、抗原や免疫情報を取得する。
・B細胞(抗体産生細胞)
マクロファージ等が獲得した抗原(病原体の情報)に対し、抗体(抗原を捕らえるもの)を作成する。
・樹状細胞
抗原情報をT細胞等の免疫に関与する細胞に伝え、病原体の排除を手伝う。
まとめ
今回は、映画「はたらく細胞」や登場する細胞たちについてまとめました。
細胞や臓器の名前は聞いたことがあっても、実際にどのような働きをしているのか知っている人は少ないと思います。
新型コロナウイルス感染症の影響で、テレビ番組で「免疫系」、「抗原」、「mRNAワクチン」などの馴染みのない単語を耳にする機会も増えました。
難しい部分もありますが、体の中の仕組みを知ることは大切なことだと思います。
「はたらく細胞」では、それらをわかりやすく学ぶことが出来ます!
この記事や「はたらく細胞」の映画化をきっかけに、自分の体に関心を持つ人が増えたら嬉しいです。
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